大学留学
なぜ、ニュージーランドで大学留学か
大学留学が、語学留学や中学高校留学と決定的に異なるところは、
「世界で通用する高い資格が、英語で取れる」
ところです。大学留学を修了したあとは、活動の範囲が一気に「世界」に広がります。
大学留学で英語で高い資格を取得した後は、世界中の求人に応募することができますし、世界中の人材エージェントに登録することもできます。また、自分が起業したい国でビジネスを始めることもできますし、世界中の人たちと一緒に仕事をすることもできます。
もちろん、英語力は、資格に関連をする仕事をするには問題ないレベルになっています。
ニュージーランドでの大学留学のアドバンテージは、ニュージーランドは他国と比べて治安もよく、安全で、安心して留学生が大学生活を送ることができることが大きいでしょう。しかも、ニュージーランドのすべての留学生は、教育省が定めた服務規程により、保護されていますので、留学で最も大切な要素である、「安全」と「健康」が確保される環境です。
NZの大学の学部の多くは、3年間で修了です。わずか3年間で世界に通用する高い資格が英語で取れることを考えると、これからの時代、NZ大学留学が、一つの大きな選択肢になってくるのは当然です。
ニュージーランドの8校の大学は全て国立大学で、世界大学ランキングでトップ3%に入っており、留学生の92%は、ニュージーランドの大学の評判の高さを理由に留学を決めています。
ニュージーランドの大学の卒業生は、トップの就職率を誇っており、世界中のあらゆる企業から高い評価を得ています。
ニュージーランドの大学の資格は、the Lisbon Qualification Recognition Convention のメンバーとして、50国を超える国々で認められています。
毎年43,000人を超える学生がニュージーランドの大学を卒業しており、そのうち91%が学士、修士、博士課程を修了しています。
ニュージーランドの大学では、クリティカルシンキングを身に付けることができます。
現在ニュージーランドの全8大学に、合計約174,000人の学生が在籍しており、そのうち16%が留学生です。(2020年以前のデータです)
週20時間まで(長期休暇中は時間制限なく)学生ビザでの就労が認められています。
NZの大学
ニュージーランドには8校大学があり、すべて国立大学です。
- オークランド大学(University of Auckland)
- オークランド工科大学(AUT)
- ワイカト大学(University of Waikato)
- マッセイ大学(Massey University)
- ビクトリア大学(Victoria University of Wellington)
- カンタベリー大学(University of Canterbury)
- リンカーン大学(Lincoln University)
- オタゴ大学(University of Otago)
世界大学ランキング
QS Universities Ranking とは
QS世界大学ランキングとは、イギリスの大学評価機関クアクアレリ・シモンズ社 (Quacquarelli Symonds :QS)が毎年9月に公表している世界の大学のランキングです。
大学の資金力ではなく、教育に関する評価に焦点をおいています。
QS Universities Ranking website
THE Universities Ranking とは
THE世界大学ランキングは、タイムズ・ハイアー・エデュケーションが中心になって作成している大学ランキングです。
大学の国際性を重視したランキングとされます。
THE Universities Ranking webisite
大学の選び方
ニュージーランドの大学は、日本のように偏差値でランクづけされているわけではありません。様々な要素を考慮して大学を選ぶ必要があります。ニュージーランドの高校の現地生徒達も、複数の大学の情報をあつめて、入学申請をし、最終的に一つの大学に進学をします。
日本からの留学生がニュージーランドの大学を選ぶ時、まずは、大学で何を勉強したいのかを具体的に考えるところから始めるのがいいでしょう。現時点での希望でかまいませんし、途中で変わってもかまいませんので、大学で何を勉強したいのか、どんな資格を取りたいのか、をまずはできるだけ具体的に考えることです。
ニュージーランドの大学で単位を取っていくのはとても大変です。ニュージーランドの高校を卒業した現地学生でも、かなりの時間を勉強に費やしています。英語を第二言語とし、ニュージーランドの授業を受けたことがない人は、現地学生よりも多くの時間とエネルギーを勉強に使います。その時に、興味のない科目や好きではない勉強は、かなりの負担になります。
次に考えるのは、自分がやりたい勉強が、その大学でしっかりとできるのか、という点です。施設、科目、就学期間、授業料などをしっかりとチェックします。
大学のある町も重要な要素の一つです。オークランドとパーマストンノースでは、その町での暮らしが大きく変わりますし、生活費も違います。
世界大学ランキングも一つの指標となります。ただ、総合ランキングが高い大学が、その人に合っている大学とは限りません。あくまでも一つの目安にしてください。
NZの大学に留学する方法
今、日本にいる人がNZの大学に入学する方法は、大きく3つあります。
3つの方法すべて、ニュージーランドの大学が求める、
- 「学力の入学基準」
- 「英語力の入学基準」
の2つを満たすことを目指します。留学を希望するNZの大学が求める、学力と英語力の入学基準を満たすことができれば、ニュージーランドの大学に入学することができます。
NZの大学に入学する3つの方法は以下の通りです。
- NZの高校で、University Entrance の単位を取得する方法
- 日本の高校や大学で、学力の基準を満たし、さらにIELTSなどの英語の試験を受けて英語力の基準を満たす方法
- NZの大学のファウンデーションコースに通い、一定以上の成績で修了する方法
どの方法も、時間をかければ難しくはありません。NZの大学留学は、みなさんが考えているほど、ハードルが高いものではないのです。
今日本の高校生の方、日本で仕事をしていらっしゃる方も、情報を集めて、しっかりと準備をすれば、だれでもNZ大学留学をすることができます。
NZの大学留学生活
NZの大学に入学することは、みなさんが考えているほど難しくはありませんが、NZの大学を卒業するのは、とても大変です。
それぞれの科目で、大量の英語の本を読み込んで、レポートを書いたり、発表したりすることが 求められますし、学期の最後には 大きな試験もあります。現地学生でも週に10時間から20時間程度以上は 自分で勉強しなければついていけないですから、英語を第二言語とする留学生は、さらに時間がかかります。
でも、そんな生活を3年間続けていると、本当の実力がつきます。ニュージーランドの大学を卒業した人とそうでない人の力の差は、歴然です。だからこそ、社会もその力を高く評価します。
大学の卒業資格を得る基準は 国が定めています。大学である資格を取ったということは、国が定めた基準を全て履修し、理解している証明となります。どの大学で取った資格でも、同じ名前の資格なら、基本的には同じ評価です。
NZの大学で取得できる資格
ニュージーランドの資格にはレベルがあります。
Level 10 Doctoral Degree
Level 9 Master's Degree
Level 8 Postgraduate Certificate、Postgraduate Diploma、Bachelor Honours Degree
Level 7 Graduate Certificate、Graduate Diploma Diploma、Bachelor's Degree
Level 6 Diploma
Level 5 Diploma
Level 1〜4 Certificate
Level 7 のBachelor's Degreeが、日本の大学の学士レベルに相当します。
高校卒業時点でLevel 3 のNational Certificate を修了します。
NZの大学入学基準
Level 7 (学士レベル)の留学生の入学基準は、どの大学もおおよそ以下のようになっています。英語力と学力に、それぞれ基準があります。ニュージーランドの高校で単位を取った人は、また別の入学基準が設けられています。
英語力
IELTS (Academic)
Minimum overall score of 6.0, with no band score lower than 5.5
TOEFL (IBT)
Minimum overall score of 80, with a minimum score of 19 in Reading, Listening and Writing**
TOEFL (PBT)
Minimum overall score of 550, with a minimum TWE score of 4.5
(Pearson Test of English Academic)
Minimum overall score of 50, with no Communicative Skills score below 42
TOEICは入学基準英語力としてニュージーランドの大学では認められていません。
学力
日本の高校を卒業する場合、高校3年間で一定以上の評定平均値が求められる場合があります。(例:Bachelor of Sports Coaching の場合、3年間の評定平均値3.5以上など)
ニュージーランドの高校を卒業し、University Entranceの単位を取得している場合は、IELTSなどの英語力の証明は不要です。
ニュージーランドの高校でUEを取得するする場合、大学の学部によって、一定以上の単位取得や成績が求められる場合があります。
日本の大学で単位を取得している場合、その単位が認められる場合があります。
ファウンデーションコース
大学の入学基準に学力が達しない場合は、各大学のファウンデーションコースで入学基準を満たす成績を取るまで留学します。
各大学には、留学生のためのファウンデーションコースが設置されています。また、入学基準に満たない留学生のための語学コースを設けている大学もあります。
詳細はキックオフNZ までお問い合わせください。
NZの大学進学までの道のり
まずは、キックオフNZ にお問い合わせください。
情報収集は遅くても留学1年~2年前くらいからスタート
- 複数の大学情報
- 自分が学びたい学部の情報
- ピックアップした大学・学部の入学基準
- それぞれの大学・学部の年間費用と留学期間トータル費用
- 準備すべきことをリストアップ
- 準備から入学までの流れを計画する
大学絞り込み
収集した情報をもとに、大学・学部を絞り込む
IELTS受験
入学基準を満たす英語力の証明のために、複数回IELTSを受験。有効期限にも注意。
大学入学基準に達しない場合
- 大学留学開始約1年前から語学留学、ファウンデーションコーススタート
- 大学留学開始から2年以上前から情報収集をスタート
- 語学学校入学準備
- ファウンデーションコース入学準備
大学留学が決まったら
- 申込書類準備 8月
- 学生ビザ申請準備 9月~10月
- 寮申し込み Deposit 9月
- 大学申し込み 10月
- Offer of Place 10月
- 請求書 10月
- 振り込み 10月
- 領収書 11月
- 航空券購入 10月~12月
- 学生ビザ申請 11月末まで
- 学生ビザ発給 12月末まで
- 渡航 2月
大学留学中のアコモデーション
Halls of Residence (also known as residential colleges) と呼ばれる寮が各大学にあります。ほとんどの寮は、学内かキャンパスの近くにあり、大学1年目の学生を対象としています。2年目以降は、フラットシェアなどに移ります。
18歳未満の留学生は、大学がアレンジするホームステイでの滞在となります。
費用・奨学金
年間授業料
以下はいくつかの大学の例です。(詳細はキックオフNZ までお問い合わせください)
オークランド大学
Bachelor of Arts $32,280
Bachelor of Commerce $38,627
Bachelor of Engineering (Honours) $46,552
Bachelor of Sport, Health and Physical Education $32,498–$37,895
マッセイ大学
Bachelor of Aviation $91,760
カンタベリー大学
Bachelor of Laws $30,100
Bachelor of Speech and Language Pathology with Honours $34,625
オタゴ大学
Bachelor of Dental Technology (BDentTech) $38,732
Bachelor of Pharmacy (BPharm)Health Sciences First Year (HSFY) $35,216
大学奨学金(スカラシップ)
各大学が、留学生に対しても奨学金制度を設けています。
詳細はキックオフNZ までお問い合わせください。
その他の留学資金
- 日本の留学ローン
- 日本の政策金融公庫
- 各銀行
など