ダックツアー
今、ニュージーランドの小学校、中学校、高校は冬休みだ。7月20日から第3学期が始まる。この2週間の冬休みは、留学生にとってすごく時間があるように感じるらしい。特に何もすることがなくて困る、という留学生もいる。私からすれば、そんな時こそ本を読んだり、地元の友達と遊んだりすればいい、と思うのだが、それは大人の視点であって、休みだからといってここぞとばかりに本を読むということはないし、新しい友達を作ることもない。まあ、おそらく私が高校留学生でも、本を読まないだろうし、自分から新しい友達に声をかけるのもためらうだろう。
そこで、先週末、高校留学生や親子留学生、ワーホリの人たちを誘って、ロトルアのアクティビティに行ってきた。昼前にうちに集まってもらって、みんなでランチを食べて、7月が誕生日の高校留学生の誕生祝をして、その後みんなで水陸両用車に乗りに行った。
この水陸両用車は、ダックツアーといって、ロトルアの街の中心を出発し、ロトルア湖を見た後、ブルーレイクに行って、そのまま湖の中に入る。入るといっても潜水するわけではなく、船のように水面を航行する。ブルーレイクの後は、レイクオカレカにも行って、休憩した後、街に戻る。トータルで2時間ほどのアクティビティだ。あいにくの雨だったが、ドライバーさんの陽気な話を聞いていると、あっという間の2時間だった。みんなとても楽しんでいたと思う。
留学生、特に親元を離れて一人で留学している高校生などは、英語もできるようになってくるし、地元でどんどん友達も増えるとはいえ、やはり寂しいときもしんどいときもあるだろう。たまには、日本食を食べて、日本語で会話をして、みんなで遊んで気持ちをリフレッシュさせるのもいいと思う。そして、また、7月20日からの授業に元気に臨んでほしい。
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