NZは秋になりました
UenoTニュージーランドでは、３月１日から公式に秋になった、と表現する。
３月１日から５月３１日までが秋、６月から８月が冬、９月から１１月が春、そして１２月から３ヵ月間が夏だ。日本で暮らしていると少し違和感があるけれど、季節は感じるものというよりもカレンダー通りにくるものという感覚だ。
今日のロトルアの最高気温は20度、最低気温は16度の予報だ。クライストチャーチは28度と14度、ダニーデンは25度と15度だ。ロトルアとダニーデンの天気が雨か曇りの予報だからか、クライストチャーチの最高気温が一番高い。ニュージーランドでは、日が出ると気温が上がる。
ご存じのように、南半球にあるニュージーランドでは、一般的には南に行くほど寒くて、夏は日が長い。緯度が高くなるからだ。
ロトルアの緯度はおおよそ南緯38度で、日本でいえばちょうど仙台空港あたりが北緯38度で同じくらいの緯度だ。
クライストチャーチの緯度はおおよそ南緯43度、日本だと北海道にある大雪山国立公園の石狩岳あたりと同じ緯度だ。
ダニーデンまでいくと南緯45.8度くらいだから、日本ではもう稚内かそれより少し緯度が高い。礼文島の最北端スコトン岬でも北緯45.4度だから、緯度はダニーデンのほうが少し高い。
こうやって数字でみると、ニュージーランドは日本よりも全体的にやや緯度が高い位置にあるのがわかる。だから夏は日本よりも気温が上がらないのだろう。といっても、冬でも平地で雪が降る地域は限られているから、とても過ごしやすい。
そしてサマータイムの期間は、日が沈むのも遅い。ロトルアの今日の日の入りは7時57分、クライストチャーチは8時15分、そして南緯45度のダニーデンでは8時25分だ。
でも、12月末の夏至のころから比べると、日が沈むのが早くなってきたのがわかる。
後一か月でサマータイムも終わり、本格的に秋になる。
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