受験勉強から得られるものもたくさんある

私はどちらかと言えば、日本の受験勉強に対しては肯定派だ。

高校受験や大学受験のように、英数国理社などのアカデミックな科目を、入学試験に向かって数か月から1年間、あるいは数年間程度勉強する受験勉強。

いろんな弊害があることは理解しているし、その全てが役に立つとも思わないけれど、「受験勉強=悪」のような考え方には賛成しない。

たとえば大学受験をするときには、まずは志望大学を決める。そのとき、いろんな大学の情報を多角的に集めて、志望大学を絞り込み、受験する大学を決める。

大学の偏差値、学部や学科、大学での勉強の内容、どんな先生がいるか、施設、場所、通学経路、学費、在学中にできること、卒業後の進路、OBやOGの情報、受験科目、試験内容、など、様々な情報を集めて、自分が行きたいと思う大学を絞り込む。

志望校が決まれば、受験科目や過去の出題に合わせた勉強方法を考え、試験当日までの間に、どの科目をどのくらい、いつ、どのように勉強するのか計画を立てる。

計画にそった勉強を進めていく過程で、模擬試験を受けるだろうし、自分で過去問を解いたりもする。そのときに、あまりにも成績が悪かったり、問題に歯が立たなかったりしたら、受験当日までの日数を考えて、志望大学の変更をする。

また、勉強が計画通りに進まないこともあるし、いくら勉強してもなかなか成績が伸びない場合も、志望大学を再検討する必要が出てくる。

毎日の受験勉強の他に、学校の他の科目の勉強もあるだろうし、クラブ活動もあるだろう。バイトをする人もいるだろうし、家のことをする人もいる。友達から遊ぼうと誘われることもあるだろうし、恋愛をすることもあるだろう。

そんな毎日の生活の中で、志望大学合格に向けて、計画した勉強を進めていく。

それが受験勉強だ。

そこには、しっかりとしたゴールセッティングと、毎日の生活の高度なセルフマネージメントが求められる。

言い換えると、ゴールセッティングとセルフマネージメントがきちんとできていれば、志望大学には必ず合格するのだ。

これは、ラグビーなどのスポーツや、仕事、そして人生設計などにも共通する部分も多いし、留学生活でも同じだ。

受験勉強は、ゴールセッティングとセルフマネージメントを身に着けるとてもいいチャンスだし、それができるようになれば、その後の人生にも大きなプラスになるだろう。

そういう視点で見てみると、受験勉強も肯定できると思うのだ。

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