NZへの入国者全員に渡航者申告システムを導入

2022年4月1日から、ニュージーランドに航空便で入国するすべての人に対して、渡航申告システム( New Zealand Traveller Declaration )の運用が始まりました。

ニュージーランドに航空便で入国する人は、出発前に New Zealand Traveller Declaration からオンラインで渡航申告を完了して、QRコードの書かれたトラベラーパス ( New Zealand Traveller Pass )を受け取る必要があります。

このトラベラーパスは、日本を出発する空港でチェックインをするときにも提示が求められる場合があるようです。

渡航申告に必要な情報は以下の通りです。

- パスポート情報
- ワクチン接種証明 *
- NZ入国前14日間の渡航歴
- 航空便情報
- 出発前のCovid-19 検査での陰性結果証明 **
- ニュージーランドにおける連絡先
- 緊急連絡先

* ワクチン接種証明は、日本政府が発行する
「新型コロナウイルス感染症 予防接種証明書」
も、NZ渡航者申告システムで受け入れ可能な証明書に該当しているようです。

** 出発前のCovid-19 検査での陰性結果証明は、PCR検査は、出発便出発時刻の48時間前以降、RAT検査およびLAMP検査は、同じく24時間前以降の受検が必要です。陰性証明を渡航申告システム上でアップロードしてください。

この渡航申告は、渡航の28日前からオンラインで申請を開始することができます。途中で入力内容をセーブして、後で必要な項目を追加で入力することもできるようです。

トラベラーパス( New Zealand Traveller Pass )は、スマートフォン等に保存することもできますし、印刷して携帯することもできるようです。

トラベラーパス( New Zealand Traveller Pass )を携行していても、ワクチン接種証明や出発前のCovid-19 検査での陰性結果証明の提示が求められる場合があります。これらの証明は、別途、紙に印刷したり、スマートフォンに保存しておくなどが必要です。

トラベラーパスを持っている人は、ニュージーランドに入国するCovid-19の条件を最低限満たしているとみなされるということだと思います。ワクチン接種証明や陰性結果証明などをバラバラに持って提示するのではなく、一か所にまとめてあらかじめ提出し、搭乗や入国の手続をスムーズに行うことを目的にしているのだと思います。

詳細は、必ず以下の一次情報でご自身の責任でご確認ください。弊社では、トラベラーパスが必ず発給されることを保証することはできませんし、ニュージーランドに必ず入国できることを保証することもできません。

New Zealand Traveller Declaration
https://www.travellerdeclaration.govt.nz/

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