NZでコロナ対策の追加措置を実施

昨日2022年7月14日に、Covid-19対策大臣が、ニュージーランド国内のCovid-19の追加措置について会見を開きました。

特にこの2週間程度、Covid-19の市中感染確認者数が増加していること、また、ニュージーランドは季節が冬になりインフルエンザなどの感染者の増加も予想されること、それにともない医療従事者のスタッフの不足も懸念され、結果的に、医療機関のひっ迫につながる可能性があること、などから、以下の追加措置をとることがアナウンスされました。

1.ニュージーランドにいる人には、次の3つが推奨されます。

⁻ ワクチン接種
⁻ 屋内でのマスクの着用
⁻ 冬の期間のウイルスの拡散を防ぐために、体調が悪い時には隔離をすること

2.RATs検査キットとマスクの無料配布

⁻ Covid-19の症状がなくても、薬局や検査場などで、RATs検査キットとマスクを無料で入手することができます。
⁻ 感染や重症化リスクの高い方々には、P2/N95マスクの配布も行われます。
⁻ Year 4~Year 7 の学年の児童生徒には、一千万個の子どもサイズのマスクが配布され、その他の学校の生徒や教職員には、週あたり3万個のマスクが、冬の期間配布されます。

3.高齢者などを対象とした抗ウイルス薬の配布

⁻ 新型コロナウイルスの検査で陽性になった高齢者などを対象に、GPを通して抗ウイルス薬が配布されます。

追加措置は以上です。なお、トラフィックライトシステムは、引き続きNZ全土でOrangeレベルです。

今回の措置により、7月25日から始まる小中高校の第三学期には、学校の屋内でのマスク着用が強く推奨されることも予想されます。

また、RATs検査を受けることがさらに一般的になり、自分の体調が悪いときだけではなく、体調が悪い人と接したあとや換気の悪い場所で長時間過ごしたあとなどにも、希望すれば気軽にRATs検査を受ける雰囲気ができてくるかもしれません。

なお、現時点では、屋外でのマスク着用は求められませんし、ラグビーやサッカーをはじめとする、スポーツ活動の制限もありません。

今回の追加措置は、個人個人の感染を予防することはもちろんのこと、ニュージーランド全体としての医療機関のひっ迫を防ぐことを目的としていますので、留学生を含めてニュージーランド国内に滞在、居住している方は、今回の措置の内容をよく理解して、できるだけ感染の拡大を防ぐように各自考えて行動することが必要です。

たとえば、手をこまめによく洗う、くしゃみや咳をするときには十分注意する、体調が少しでも悪い時には必ず家にいる、普段から体調管理に気をつける、感染の可能性の高い場所はなるべく避ける、などには留学生も注意が必要です。

詳細は必ずご自身で以下などの一次情報でご確認ください。

New measures to tackle COVID-19 and flu (14 Jul 2022)
https://covid19.govt.nz/news-and-data/latest-news/new-measures-to-tackle-covid-19-and-flu/

New measures to tackle COVID-19 and flu
https://www.beehive.govt.nz/release/new-measures-tackle-covid-19-and-flu

Stay well this winter
https://www.health.govt.nz/your-health/healthy-living/stay-well-winter

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