世界中の誰もが幸せになればいいのに
ネットを見ていると、個人に対する誹謗中傷をよく目にする。
異なる意見を持つ人同士が議論するとか、前向きにその人のことを考えた批判とか、そんなものならいいのだけれど、単に人の人格を否定したり、枝葉末節な言葉尻を捉えたり、読んでいても楽しくないものも多い。
ジャーナリストが権力に切り込むなどは当然あってしかるべきだけれど、会ったこともない個人を強く攻撃するという行為もネットでは目にする。
私はネットでも現実世界でも、できるだけ人を批判しないようにしている。人を批判しても結局自分も含めて誰のためにもならないことも多いし、人を批判したら自分に跳ね返ってくることもある。
ネットで人を誹謗中傷してなにが楽しいのだろうかと思う。極端なことを言えば、もう世界中の誰もが幸せでいられるように、みんなネットを使えばいいのにとさえ思う。子どもみたいな理想論と言われるかもしれないけれど、世界中の人がみんな幸せになるように自分も行動するというのは、ちょっとした心がけでできることだろう。一度みんなでそれを目指してみるというのも悪いことではないだろう。
人を批判するのはその時は心地よさを感じるのかもしれないし、誰かを批判することで他の人とまとまることもできるのかもしれない。でも、そんな心地よさやまとまりは長続きしないし、ほんとうの心地よさやまとまりではないだろう。
ネットも含めて、現実世界でも、一度、みんなで世界中の人達が幸せになるような言動行動をしてみてもいいと思う。世界中というのが大きすぎるのであれば、まずは自分の周囲から始めてみるのもいいかもしれない。
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