たまには手紙もよい
ある親子留学のお母さんがこう言った。
留学してホームステイで夜、時間があるので、日本の友達に手紙を書いているんです。私からの手紙が届いた友人達も珍しいのか、すぐに自筆の手紙で返信をくれるんです。こういうのもたまにはいいと感じます。
ある高校留学生がこう言った。
夜ステイ先で時間があるので、日本にいたときよりもたくさん本を読むようになりました。高校にも少し日本語の本がおいてあるのでそれを借りてきて、今では全部読みました。また日本語の本があれば貸してください。
日本にいると時間があることを、暇だ、と表現して、何か悪いことのように感じる人も多いようだ。暇な時間には何かをしなければならない。そして、日本では、インターネットをしたり、携帯をさわったり、コンビニに行ったり、ゲームをしたり、いろんなことで暇をつぶすことができる。
でも、ニュージーランドに留学に来たら、暇は暇のままだ。その暇な時間に、ある留学生は自筆の手紙を書き、またある留学生は日本では読まなかったような本をたくさん読む。
暇を「つぶす」のではなく、手紙を書いたり本を読んだり、そういう過ごし方もすごくいいと思う。
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