母はさみしいのです
UenoT先日、長期高校留学生の息子さんを持つお母様とお会いした時、こんなことをおっしゃっていた。
「留学に旅立った最初の年、今まで毎日そこにいたのにもうしばらく会えないと思うと、さみしくてしかたがなかった。だから、それから何ヶ月かは息子の部屋のドアを開けて中を見ることもできなかった。だって開けてもそこにいないんだから。」
おそらくどの留学生の親御さんも、同じ想いだと思う。
もちろん留学生自身も最初は不安で仕方がないし、気合いを入れて留学にくる。けれどやはり、見送る親御さんも、とてもさみしい。今まで毎日一緒に暮らしていたのに、出発したらしばらく会えない。長期高校留学なら１０ヶ月くらいは直接会って話をすることができない。
それはそれは、さみしいだろう。
でも、子どもが留学に行きたいと言えば、子どものことを考えて、送り出す。さみしいという言葉をぐっとこらえて、いってらっしゃいと笑顔でさよならをする。
だから、親御さんにとっては、１２月に一時帰国した子どもの成長が何よりの喜びだ。親御さんもそれを楽しみに、毎日日本で生活している。
現地で中学高校留学生達をサポートをする私達も、そんな親御さんの想いをいつも感じながら、サポートをしたいと考えている。
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