ラグビーワールドカップが終わった

先週の土曜日に行われた、南アフリカ対イングランドの決勝戦で、ラグビーワールドカップが終わった。

優勝は南アフリカだった。

オールブラックスファンとしては、プールマッチで23対13で勝っている南アフリカが優勝するのは、なんというか、あまりすっきりしないだろう。優勝した南アフリカは、プールマッチで南アフリカに勝ったニュージーランドに勝ったイングランドに勝った、ということになるから、この3チームの力の差は均衡していたのだろう。

そして昨日東京で、ワールドラグビーアワードが行われ、年間最優秀チーム賞に南アフリカ、年間最優秀コーチ賞に南アフリカのヨハン・エラスムスコーチ、トライ・オブ・ザ・イヤーはオールブラックスのTJ・ペレナラ選手、年間最優秀レフリー賞にイングランドのウェイン・バーンズ氏、そして、キャラクター賞に釜石市が選ばれた。

この賞はRWC2019だけではなく今年の世界ラグビーの賞なので、その他、セブンズや女子ラグビーでも受賞者が発表されていた。

RWC2019のStats を見てみると選手別では、、Most Tries がウェールズのJosh Adams 選手で7トライ。Most Points が南アフリカのHandre Pollard で69ポイントだ。

また、試合別では、Highest Scoring がニュージーランド対ナミビアの71対9、Biggest Victoryはニュージーランド対カナダの63対0だ。

チーム別では、Points Scored が南アフリカが262ポイント、ニュージーランドが250ポイント、イングランドが190ポイント。意外とイングランドは得点していない。トライ数は、ニュージーランドが36、南アフリカが33、イングランドが22トライだ。ニュージーランドのほうがトライ数が多いのに、南アフリカのほうが得点しているのは、ペナルティーの差だろうか。

でも結局この3チームで、ポイントもトライ数も上位3つを占めている。4位はどちらもウェールズだ。

日本は、タックル数688で5位につけている。1位から4位はニュージーランドの851タックル、ウェールズの836タックル、南アフリカの818タックル、イングランドの734タックルだけれど、上位4チームは6試合か7試合しているのに対し、日本は5試合だ。

1試合あたりのタックル数にすると、ニュージーランドは141、ウェールズは119、南アフリカは116、イングランドは122、そして日本は137タックルで、ニュージーランドに次いで2番目に多い。日本は、相手の攻撃を身体で止めて4試合勝った、ということだと思う。

9月20日に始まったラグビーワールドカップもとうとう終わった。しばらくは、RWC2019ロスになる方も多いかもしれない。

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