思い通りにいかないときには
UenoT大人でも子どもでも留学生でも、思い通りにいかないことがあるだろう。
仕事や学校で、友達関係や趣味や課外活動で、自分がこうしたいと思っていることが、自分のコントロールが及ばないことが原因で、できない。やりたいことの半分も、ときにはやりたいことがまったくできずに、がっくりして、落ち込んで、嫌になる。
特に留学生活では、文化も言葉も違うところで暮らすのだから、自分の希望を100％かなえられることのほうが少ない。
そんなときは、希望通りにいかないその現実をまずは受け入れるしかない。がっくりするけれど、落ち込むけれど、嫌だけれど、受け入れるところから始めるしか方法はない。そして、現実とともに、自分のそのネガティブな気持ちも受け入れる。そこから始める。
一旦現実を受け入れたら、今度はこれからのことを考えて、どうすれば自分の希望に近い状態に持っていくことができるのか、その方法を探してみる。
いつまでも、自分の希望に執着し、それができなかったことを悔み、誰かを恨み、周囲の状況を受け入れずにいると、結局どんどん自分の希望は遠のいていく。
現実を受け入れ、自分の嫌な気持ちを味わう、その強さが、これから自分の希望を叶える力になるのだろう。
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