弊社ラグビー高校留学生がBOPU18に選出!

7月20日のこのブログ「 弊社ラグビー高校留学生がU18地域代表に選出! 」で、弊社のラグビー高校留学生の一人が、ベイオブプレンティのイースタン地域U18代表に選出されたことをご紹介した。

その時点ではまだ、ベイオブプレンティ地域を3つに分けてそれぞれで代表チームを作っていたけれど、その後の練習や試合を経て、今度は、ベイオブプレンティ地域全体でのU18代表チームを作る。

そして、その弊社の留学生が、ベイオブプレンティ地域全体のU18代表にも選出されたことが正式にアナウンスされた。

以前のブログでも書いたけれど、彼は日本の小学校6年生の3学期からニュージーランドのIntermedeiate School で留学を始めて今年で留学5年目だ。

その4年半以上の留学生活の中で、2020年3月に入国制限が始まってから約2年半以上、一度も日本には帰っておらず、家族や友達とも会っていない。年齢で言えば、14歳と数か月のときから17歳まで、ずっと日本に戻らずにニュージーランドで留学を続けることになる。

ご家族もさみしいだろうけれど、本人も精神的にきついことも多いと思う。けれど、この経験も通して、彼はとても強くなったと思うし、ぐっと大人に成長したとも思う。

もちろん、ずっと何もかも順調にここまで来たのではなく、うまくいかないこともたくさんあった。けれど、そこをじっとこらえて、コツコツと自分を信じてトレーニングを続けてきた。その結果が、特に今年の後半に出てきたように思う。

この調子でいけばこれからのラグビーキャリアはとても明るいだろう、と先日彼に話をすると、「いや、まだまだです。もし来年1軍に入れたとしても、自分のラグビーキャリアの最終目標はそこではないし、フィットネスもかなり上がってきたとはいえ、今のレベルのチームでやるにはもっと上げていかなければならないので、これからが勝負です」と言っていた。

すごい。

17歳になる年齢で、調子が良くないときにはじっと耐えてコツコツをやるべきことをやって、その結果が出てきたときでも安心し過ぎて手を抜くことはせず、自分の力を客観的に分析して、さらに高い目標を設定して、そこを目指して毎日厳しいトレーニングを続ける。

17歳で、そこまでできる人はなかなかいない。

ベイオブプレンティのU18の練習と試合は、今月9月末まで続く予定だ。後数週間、代表チームでのプレーを楽しんでほしい。

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