夏休み短期留学生たちが帰国

日本の夏休みを利用してニュージーランドに留学に来ていた短期中学高校留学生たちが、先週末でみんな日本に帰国した。

7月にニュージーランドに到着したときには、みんなすごく緊張していて、英語もわからず、生活にも慣れていなくて、我々に何度もいろんな連絡がきた。

でも、1週間経ち、2週間経ち、3週目くらいになってくると、友達もできて、日々のルーティンも理解し、表情もゆるくなって、余裕が出てきた。

そして4週目、5週目になってくると、ある程度自分で考えて動けるようになってきて、友達や先輩はもちろん、先生やラグビーのコーチなどともうまくコミュニケーションが取れるようになってきた。

5週間から6週間程度の短期留学生活で、うまくいかないことも、体調が悪くなったことも、楽しいことも、成功体験も、いろいろなことがあったけれど、みんなそんな全てをとても楽しんでいたし、そこからいろんなことを学んで、成長したと思う。

ある一人の短期留学生と帰国直前に話をしたとき、成田空港についてから羽田に移動してそこからさらに国内線に乗り換えて帰るとのことだったので、成田空港や羽田空港での注意事項を改めて説明をした。するとその留学生は、

「成田に着けば、もう日本語なので、何とかします。」

とニコニコして言った。

またある留学生は日本に戻ってから連絡をくれて、

「留学に行く時の飛行機では、単語でしか英語で会話ができなかったけれど、帰りの飛行機では、ある程度は文で英語を話すことができて、力がついたことを実感しました。」

と言っていた。

わずか数週間の留学生活だったけれど、全く知らない場所で、知らない人たちと、知らない言葉でコミュニケーションをして、そこで、うまく行ったり、認められたり、理解したりしながら、彼らはすごく自信をつけていったことがよくわかる。

中学生の年齢で、一人で成田空港から羽田に移動して、そこから国内線に乗り換えて帰るのは、かなりハードルは高いと思う。でも、短期留学を一通り終えた彼にすれば、そんなことはすごく簡単だと感じたのだ。

だって、そこは日本で日本語が通じるのだから。自分はそれまでまったく言葉が通じない場所で、まったく知らない人たちのなかでも、それでもうまくやって、楽しかったのだから。そんな自分が、日本で国内線の乗り換えくらいできないわけがない、と感じたのだ。

そして、行きの飛行機では出来なかった英語が、5週間後にはできるようになっている、という実感は、その留学生にとっては、大きな成長体験であり、成功体験だったと思う。やればできるのだ。しんどい時間も過ごしたけれど、それだけの結果は出したし、英語の力は確実についたのだ、と心の底から感じただろう。

留学生たちみんなからそれぞれ、ありがとうございました、というメッセージをもらった。ご家族からも、丁寧なお礼のメールもいただいた。

短期留学から戻った子どもたちと話をして、ご家族はその成長を感じられたと思う。

この7月8月に、短期留学にいらしていただいた留学生のみなさん、留学に来てくれてほんとうにありがとうございました。もし日本でこの夏休みを過ごしていたら、絶対にできない経験ができたと思います。

そしてご家族のみなさま。ご子息ご息女が留学にいらしていただき、誠にありがとうございました。きっとみなさん、人生の中でも忘れられない貴重な経験をして、日本とは違う成長をされたと思います。

また再会できることを願って、ニュージーランドから応援をしております。

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