ダブ・アンド・ピース
日本から来た留学生の写真を撮ろうとすると、最初はほとんどの学生がカメラのほうを向いてピースサインをする。
撮った写真を後から全部見返してみると、どの写真もどの人もピースサインだらけだ。だから、私が留学生達の写真を撮るときには、ピースサインはやめてね、と言ってから撮る。最初はみんな戸惑うけれど、しばらくすると私が写真を撮るときにはピースサインをしなくなる。
ニュージーランドの10代、20代の人達の写真を撮っても、ピースサインをする人は誰一人いない。それぞれ何かのポーズをとったり、笑顔でこっちを向いてくれたりする。
でも昨日、ベイオブプレンティ地域の高校女子代表チームの練習を見に行って、日本から来た留学生と現地学生と一緒に私が集合写真を撮ったら、半数くらいのニュージーランドの高校生が「Dab(ダブ)ポーズ」を取ったのに驚いた。
Dab ポーズは日本ではまだあまり流行っていないようだけれど、ニュージーランドでは、子どもや若い人達にかなり人気だ。私の娘も2~3ヶ月くらい前から「Dab って知ってる?知らないの?みんなやってるよ。」と言っていたのだけれど、子どもが言う「みんな」なんてせいぜい学校の友達くらいだろうと思っていた。でも調べてみると、世界中で流行っているようだ。
どんなポーズかは、「Dab ポーズ」などでググっていただければたくさん出てくると思う。日本でもプロ野球巨人軍の選手がDab ポーズのTシャツを販売しているようなので、それでご存知の方もいるかもしれない。
ニュージーランドで高校生や若い人達にカメラを向けると、しばらくは半数くらいの人達がDab ポーズをするのだろう。日本でもこれから流行るのかもしれない。
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