VRとAI
時代は、VRとAIなんだそうだ。
VRはヴァーチャルリアリティで、最近グーグルやソニーがヘッドマウントディスプレイなどを発売して話題になっている。日本語では仮想現実と呼ばれることも多いようだけれど、視界を覆ってしまうので、その没入感はかなり強いらしい。
AIは、Artificial Intelligence、いわゆる人工知能のことで、今までのコンピュータのように情報を入力して処理するだけではなく、様々な情報から新しいことを推論したり、学習したりするらしい。簡単に言えば、自分でどんどん賢くなっていくのだと思う。
ヴァーチャルリアリティや人工知能なんて自分には全く関係ないよ、とおっしゃる方もいるだろう。でも、20年前に、私にはインターネットなんて関係ないと言っていた人達も今はネットなしでは生活できないようになっている。だから、今はVRやAIなんて、と思っていても、20年後にはそれらがないと生活できなくなっているかもしれない。
VRなんかは、教育に使えるだろうし、すでにそんな通信制の高校も日本でできているようだ。ただ、高校生くらいまでは現実に机を並べることで学ぶことも多いので、VRは大学、特に文系の学部での導入が進んでいくように私は思う。
また、最近は自動運転の車も開発が進んでいるようだけれど、おそらくそれにもどんどんAIが使われるようになると思うし、いずれはどの車も人間が運転しなくなるだろう。「人間が運転しないなんて、怖い!」と感じる人もいるかもしれないけれど、20年後には、「昔は車を人間が運転していたんだよ。恐ろしいねぇ」という会話が交わされていると思う。
本当に時代は急速に変化している。今の小中高校生が彼らの親御さんの年齢になる頃には、今とは全く違う世界に住んでいるのは確実だ。その変化についていくのか、取り残されるのか。世界の動きをよく見て進んでいくことが必要だろう。
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