留学は自分を変える数少ないチャンス
昨日のこのブログでも書いたけれど、今週から来週にかけて、長期の高校留学生達がニュージーランドに到着し、今年の留学生活をスタートさせる。
高校留学には限らないけれど、長期の留学生活をスタートさせるというのは、どういうことだろうか。
日本を出て、ニュージーランドに来て、ホームステイや寮、フラットなどで暮らす。学校に行って、現地学生や留学生達と机を並べて勉強する。スポーツやアート、旅行や趣味など、自分のやりたいことをニュージーランドの人達と一緒にやる。
留学生活をスタートさせるということはつまり、今までと暮らす場所が変わり、時間の使い方が変わり、つきあう人が変わる、ということだ。しかも、ほとんど全て一気に変わる。
毎日生活する場所が変わると、目や耳に入ってくるもの、体で感じるものが変わる。時間の使い方が変わると、毎日の生活のルーティーンや生活のリズムが変わる。つきあう人が変わると、周囲の人達を通して感じること、体験することが変わる。
場所と時間とつきあう人が一気に変わるというのは、人生でもそう多くある機会ではない。日本で進学しても暮らす家は一緒の場合もあるし、引っ越しをしても生活のルーティーンは変わらないこともある。そもそも日本にいればどこに行っても、目に触れるものはあまり変わらない。
そして、場所と時間と人が変わる時というのは、自分自身も大きく変わるチャンスだ。新しい留学生活では、自分の中で変わりたい部分を自分の意志で変えることができる。
どう変えるのかはそれぞれの留学生次第だけれど、場所と時間と人がほとんど全て一気に変わるこの機会は、やりようによってはどんな自分にも変わることができるだろう。
新しく始まる留学生活は、人生でも数少ない大きな変化のチャンスでもある。
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