就活では未来について話す
日本でもニュージーランドでも同じだけれど、誰かが職を探していて、どこかの会社(=ビジネス)が働いてくれる人を探している時、まずは、職を探している人が履歴書を提出するところから始めるだろう。
履歴書はその名前通り、仕事を探している人のそれまでの履歴が書かれたものだ。その「過去の情報」を採用する側が読んで、採用するかどうかの一つの判断材料とする。
でも実は、職を探している人も採用する側も、知りたいのは過去ではなく未来のことだ。
職を探している人は、そこで働いた時、どんな仕事ができるのか、どこで誰とどのくらい働くのか、それに対する報酬はどのくらい支払われるのか、そんな「未来」のことが知りたい。
採用する側は、その応募者を採用したら、どんな仕事をしてくれて、どれくらい会社に利益をもたらしてくれるのか、そんな「未来」のことが知りたい。
いわゆる就活は、履歴書という過去の情報から始まるけれど、実際には未来の情報が大切だ。
だから、面接では、履歴書を参考にしながらも、お互いに未来のことについて話をする必要がある。職を探している人は、今までこんなことをしました、という過去の実績を話すだけではなく、自分はこれからこんなことができる、という未来の可能性を主張することが大切なのだ。
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