オリンピックもネットのアプリで
東京オリンピックが終わった。
多くの方がテレビで観戦されたと思う。
ニュージーランドでも、TV1やSky Sports がライブ中継をしていたので、テレビをずっとつけていたという方もいらっしゃるだろう。
でも今回のオリンピックは、Sky Sports がインターネットで配信している番組を観ていた人も多い。テレビとまったく同じ12のオリンピック専用チャンネルがネットで観られて、専用のアプリもあった。アプリもとても使いやすくてサクサク動いた。
ネットなので、もちろんオンデマンドでハイライトなども観られる。Chrome Cast などを使えば、スマホで再生している動画をテレビに写すこともできる。
少し前までは、Sky NZ は各家庭の屋根の上にディッシュ型のアンテナをつけて、それで受信をしていたけれど、おそらく2019年のラグビーワールドカップあたりから、ネット配信を使って観る人が増えたように思う。
2016年のオリンピックのときはまだネット配信はしていなかったか、していてもあまり多くの人は利用していなかった。この5年でテレビを観るという行為が大きく変わった。
容量無制限の高速インターネットが隅々まで普及したこともあるだろうし、Netflix やSpotify などのサブスクリプションに人々が慣れたこともあるだろう。
もうこれからは、テレビ受信ではなく、ネットのアプリを使って番組を観るのがあたりまえの時代がきたことを実感する。
Sky Sports のオリンピックパッケージの価格は、オリンピック期間にオリンピック専用12チャンネルを含む全てのSky Spots チャンネルが観られて、25ドルだ。8月7日のオールブラックスの試合も観られたことを考えると、ニュージーランドのスポーツファンにとってはかなりお得な価格設定だと思う。
もうすでに、テレビ番組すべてをアプリで視聴する時代になっているのかもしれない。
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