理論派?感情派?

どちらかと言えば理論的に考えてから行動するタイプと、気持ちを優先して行動するタイプの方がいると思う。

例えば、何かを決断するとき、人に話をするとき、何か新しいものに触れたとき、「できるだけ全ての選択肢をきちんと理解してから決断する」とか「まず結論を述べてからその理由を説明する」とか「その新しいものの起源や成り立ちをもとに理解しようとする」という人は、理論的に考えてから行動するタイプだろう。

一方、「何となくだけれど、これがいい!」とか、「自分が一番強い印象を受けたことからまず話す」とか、「新しいものから自分が受ける何かを感じようとする」という人は、気持ちを優先して行動するタイプだと思う。

私はどちらかと言えば理論的に考えてから行動するタイプだ。というよりもそうしようと思っている。ニュージーランドに移住して自分で20年ほどビジネスをしていると、何かを決断するときにはやはり、考えられるだけの選択肢を考えていろんな可能性を予想し、その中からできるだけ確実性の高いものを選ぶことが必要だし、留学生や保護者の方々に何かを伝えるときには、できるだけわかりやすく誤解の無いように話をすることが求められる。また、新しいことに触れる、新しいことに挑戦する時には、それに関する様々な情報を集めた上でまず頭で理解しようと努める。

でも、時には、集められるだけ選択肢を集めて、一つ一つ客観的に検証し理解しようとしても、決断が難しい場合もあるし、わかりやすく丁寧に言葉を選んでも、こちらの気持ちや考えが伝わらないこともある。また、何か新しいものを頭だけで理解するのが難しい場合も多い。

だからいくら理論的に考えなければならない状況であっても、直感や気持ちも同時に大切にしようとも思っている。

何かを決断するとき、いろんなことを考えてもなかなか結論が出なければ、自分の直感や、とにかくやりたい!という気持ちを信じて何かを決めたり、わかりやすく丁寧に話をする中にも自分の感情を強く押し出したり、また、新しいものに触れたときに感じる、言葉では説明できない何かに注目したりする。そうするほうが、結果的にうまくいくこともあるし、後から考えても納得することもある。

特に、何かを決断する時に、直感や気持ちを含めて決めるというのは、結構大切なことだと思う。

SNS

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です