NZ高校ラグビーの全国大会が大詰め
ニュージーランドでは、今高校ラグビーの全国大会が大詰めを迎えている。
ニュージーランドではラグビーのシーズンが決まっていて、高校の場合は3月くらいからチーム編成が決まり、5月の第二学期から大会が本格的に始まって毎週土曜日に試合があり、第三学期半ばの8月上旬から中旬で大会が終了する。
そしてそれぞれの地域代表に勝ち残った高校が、8月中旬頃からの全国一を決める大会に出場する。
全国大会はトーナメントで行われ、男子高校、女子高校、共学高校別に別れて各地域で行われる。地域の分け方は、スーパーラグビーのフランチャイズの地域に合わせて、オークランドを中心としたブルース地域、ハミルトンやロトルアを中心としたチーフス地域、ウエリントンやネイピアを中心としたハリケーンズ地域、クライストチャーチを中心としたクルセーダーズ地域とダニーデンを中心としたハイランダーズ地域を合わせた南島地域、の4地域に別れている。
今日現在、ブルース地域、チーフス地域、ハリケーンズ地域、南島地域の4地域でそれぞれトップ2校が勝ち上がり、今週末にそれぞれの地域での決勝戦が行われる。つまり現在勝ち残っている高校は全国トップ8の高校だ。
ブルース地域決勝戦
男子高校
St Kentigern v Rosmini
共学高校
Aorere v Rangitoto
女子高校
Southern Cross(地域代表決定)
チーフス地域
男子高校
Hamilton BHS v Rotorua BHS
共学高校
St Peters v Western Heights HS
女子高校
Tauranga GC v Hamilton GHS
ハリケーンズ地域
男子高校
Hastings BHS v St Patrick's College Silverstream
共学高校
Porirua College v Feilding HS
女子高校
St Mary’s v Manakura
南島
男子高校
Christchurch BHS v Southland BHS
共学高校
St Andrews v St Peters Gore
女子高校
Southland GHS(地域代表決定)
全国トップ8になってくるとやはり、男子高校の試合が注目され、どの高校がトップ4、そして優勝するのかが話題に上るようになってくる。
でも、ラグビーで女子高校の大会が男子や共学高校と同じような形式で同じような日程で行われ、全国大会で優勝高校を決める、というのも、さすがラグビー王国だと思う。
今週の土曜日、各地で全国トップ4を決める試合が行われる。
SNS