留学に来たらそれまでの自分を一旦壊す
少し前の記事になるけれど、このブログで、留学は破壊と再構築だと書いた。「留学は破壊と再構築だ」
それからさらにたくさんの留学生を見てきたけれど、やはり今でも留学は破壊と再構築だと思う。
何のために留学に来るのか。英語力の向上、ラグビースキルを身に付ける、友達を作る、グローバルな感覚を体得する、いろんな人がいるだろう。
でもせっかく日本を離れて海外に留学するのであれば、それまでの自分の上に様々なことを乗せていくのではなく、それまでの自分を一旦壊して、そこから自分自身を再構築していくのがいいだろう。
弊社では、留学は経験だ、と考えている。英語を学ぶだけなら日本でもできる。海外の友達を作るだけならネットを使えば難しくはない。
でも、日本を物理的に離れて海外にやってきて、時間の使い方を変え、触れあう人を変えることでしかできない経験がある。そしてそれらの経験を通して、いろんなことを考え、成長していく。
場所と時間と人を変えることで成長する時に、まずはそれまでの日本での自分を一旦壊し、そこに新しい経験という刺激を与えて、自身の元の部分から変化し成長していく。それが、人生で一度あるかないかという、大きな環境の変化によって成長する方法だと思う。
弊社では、毎年留学生にゴールセッティングをやってもらっているけれど、そのゴールも、日本にいたときの価値観ではなく、それらを一度壊したところから新しい価値観で考えて行くのがいいと思う。
例えば日本では、偏差値の高いいわゆる一流大学に入ることが将来の生活の安定に欠かせないという価値感を持っていたとしても、偏差値とか一流とか将来の安定とか、出身大学がその後の人生を決めるとか、そんな価値観を一度根本的に壊して、ゴールを決める。
また例えば、何かのスキルを上げるためには毎日毎日血を吐くようなトレーニングをする必要があるという考え方、○○人はなどと人種別にレッテルを貼るとらえ方、お金をたくさん稼いでいわゆる「いい生活」を目指すことが幸せになることだという価値観、あるいは、日本で知らず知らずのうちに身に付けた習慣、なんとなく埋めていた時間、信じて疑わなかった判断基準、人間関係を築く方法、社会との関わり方、家族や友人との関係、など。
そんな、なんとなく日本で身に付けたものを、一旦徹底的に壊してから、留学生活の経験を通して一つ一つ丁寧に自分を再構築していく。
それが、留学の醍醐味であり、留学という人生のまれな機会にするべきことだと思う。
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