高校留学後の進路と進路指導

弊社の長期の高校留学生達には全員、学年が始まる時に毎年ゴールセッティングをやってもらっている。

10年後や20年後の夢から考えてもらって、最終的には留学生活で毎日、毎週なにをするのか、具体的に設定をする。

その時みんなに考えてもらうことの一つに、高校留学後の進路がある。ニュージーランドで高校留学生活を終えた後、日本の大学や専門学校に進学をするのか、ニュージーランドの大学やポリテクに行くのか、その他何をするのか。それによって、高校留学中にどの程度単位を取っていくのか、どんな留学生活を送るのかが変わってくる。

日本の大学や専門学校に進学をするのであれば、まずは日本の大学の出願資格を満たすことが大切だ。また、各大学・学部、入試形式によっては、TOEICで一定以上のポイントが必要だったり、高校留学中に一定以上の単位を取得し、NCEAのLevel 3 の資格を取っていることが求められたりする。

最近希望者が増えてきたけれど、ニュージーランドの大学や専門学校への進学を希望する人は、高校留学中に所定の単位を取得する必要がある。基本的には、University Entrance、いわゆるUEと呼ばれる大学入学に求められる最低単位を取得することを目標にする。ただし、ポリテクニックなどでCertificate のLevel 4 などのコースに進学する場合は、UEまで求められない場合もある。また、英語を母語としない留学生は、IELTSで5.5ポイントなどの英語力の証明の提出が必要な場合もある。

それぞれの留学生のゴール設定に合わせて、私達は個人個人に細かく進路指導をしていく。

もちろん、途中で希望の進路が変わることもあるし、やりたいことが増えていくこともある。また、計画通りに単位が取れない場合も多い。そんなことも含めて、その時々にそれぞれの留学生や日本の親御さん達と話をしていく。

ニュージーランドの大学やポリテクへの進学を希望する場合は、できればYear 11からこつこつと単位を取っていくことが必要だ。Year 13になってから、「ニュージーランドの大学で学士レベルの資格を取りたい」と思っても、不可能ではないけれど、残念ながらそこから根本的な計画の見直しが必要で、時間もかかるしスムーズには行かない。

長期で高校に留学する時には、遅くてもYear 11から、早ければYear 9やYear 10から、ニュージーランドと日本の両方の教育システムを理解した、個人個人に合った進路指導が必要だ。

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