留学する子ども達には大きな期待をするけれど

長期の中学高校留学生の親御さんは、「せっかく長い期間留学に行くのだから」と息子さん娘さんに大きな期待をかける。

「やっぱり、長期で留学したら、英語はペラペラになって、海外の大学で勉強できるくらいには、なってもらわないと」とか「海外で仕事できるくらいはできる英語力をつけられれば」とか、「日本の大学に進学するのなら、偏差値が70を超えるところに入れるだろう」とか。

あるいは、ラグビー中学高校留学生なら、「ニュージーランドの強豪高校で1軍に入ってレギュラーで先発できるようにならないと」とか、「ベイオブプレンティやカンタベリー、オークランドやオタゴなどの年齢別の代表になるのは最低限だ」とか、「いやいや、チーフスやクルセーダーズなどのスーパーラグビーのU18レベルに選ばれるのが目標だろう」とか、「スーパーラグビーと言わず、ニュージーランドの国全体の高校代表になれればいいのに」とか、そんなことをおっしゃる。

弊社の今までの中学高校留学生達の中には、ニュージーランドやオーストラリアの大学に進学をした人もいるし、海外で仕事ができる程度の英語力をつける人ももちろんいる。また、日本の高校に進学していたら入学できなかったかもしれない「高い偏差値」の日本の大学に進学している人もたくさんいる。

また、ロトルアボーイズハイスクールやセントビーズカレッジをはじめとするニュージーランドの強豪高校で1軍に入り、そして先発出場している人もいるし、ベイオブプレンティやカンタベリーの年齢別代表に選ばれた人もいる。そして今年は、ロトルアボーイズハイスクールの弊社の日本人留学生二人が、チーフスU18に選ばれたし、ニュージーランド高校代表の候補に挙った人もいる。

目標をきちんと設定し、毎日やるべきことをしっかりと決めて、自分をマネージメントして行動していけば、今書いたようなことを実現できる中学高校留学生も実際には多い。

でも、少し考えて頂くとわかると思うけれど、若い人は12歳で、多くの人は14歳とか15歳で親元を離れて留学し、言葉もわからず文化も違うところで、いきなり学校に通い、その上、ラグビー留学生達は、ラグビー王国のラグビー部に所属し、毎日毎日昼も夜も、何ヶ月も過ごす。食事はおいしくないことも多いし、日本よりも不便だし、嫌な思いもするし、思い通りに行かないこともあるし、生活に制限も多い。

そんな生活を、1年、2年、長い人では5年、6年するのだ。

それだけで、すごいだろう。

その上、英語はペラペラ、勉強もやってニュージーランドの大学に進学できる単位も取って、ラグビーで地域代表に選ばれたり、もっと上のレベルに選抜されたりするというのは、少し求めすぎかもしれない。

そんな留学生達は、ほんとうにスーパースペシャルな留学生達なのだ。

ただ、弊社の中学高校留学生達は、特に最近はスーパースペシャルな人達が多いので、なんとなくそんなレベルがあたりまえだと感じている親御さんも多くなってきた。

そんな人が身近にいれば、「うちの子もできるだろう」と親御さんは期待する。けれど、そんな留学生達がすごすぎるのだ。

逆に言えば、弊社の留学生達と一緒に過ごしていると、そんなスーパースペシャルな留学生達から、本人も親御さんも影響を受けるし、必然的にゴール設定も高くなり、結果、みんなまたスーパー高校生になっていく。

まずは、留学生活を毎日毎日ニュージーランドで送っているだけで、他の中学高校生ができないことをすでにやっているし、日本では経験しないしんどい思いもしているし、日本では感じないいろんなことを感じているということを、親御さんはたまに思いだしてほしい。

そしてその上で、できるなら高い目標を設定し、それに向かって自分を律しながら進む力をつけることを期待してほしい。

もちろん私達もできるだけサポートするし、親御さんのご協力もお願いすることも多い。

たった今この瞬間も、中学高校留学生達は、ニュージーランドで日本の同年代の人達と違う生活を送っているのだ。

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