日本の大学に進学
先日のこのブログ「帰国子女だからと言って簡単に大学に入れるわけではない」でも書いたけれど、今、Year 13 の高校留学生は、進路に向けて準備に忙しい。
中にはニュージーランドのポリテクや大学を目指している留学生もいるし、日本の大学進学を希望している学生もいる。
どちらにしても、進学希望の学校の情報を集め、必要な書類を提出する準備を進めなければならない。特に日本の大学に出願する場合は、いろんな書類の提出が求められる。
多くの日本の大学は「志望理由書」の提出を求めているのだけれど、これは単に志望の理由を書けば良いものではなく、評価の対象、つまり入学試験の答案とほぼ同じと思って取り組む必要がある。
ただ、長期の高校留学をしている学生達の中には、日本語で長い文章を書いた経験が少ない人も多い。だから、数百字や1000字程度のものでも、なかなか書くことができない。
もちろん私達も留学生が書いた文章を見て、添削やアドバイスを行う。けれど、まずは留学生達が何かを書いてこなければ、先に進まない。大学入学試験に相当するものを、私達が代わりに書くことは絶対にできないし、それは留学生のためには全くならない。厳しいようだけれど、いくらサポートをすると言っても、他の人が手を出してはいけない部分もある。
だから、早い時期から、できるだけ早く、箇条書きでもいいので文章を書くように、留学生達には何度も伝えているけれど、すぐに書いてくる留学生もいれば、「はい、わかりました」と言いながらなかなか手つかずの留学生もいる。
まずは留学生自身が動いて、必要な提出書類があれば自分で作成する。大学や専門学校の進学準備だから、誰かが何かをしてくれるのを待つのではなく、ましてや、誰かが志望理由書を書いてくれるのを期待するのではなく、自分から動いてから、周囲のサポートを自ら求める、という態度が求められると思う。
Year 13の皆さん、ここが踏ん張りどころです。苦手な作業もたくさんあると思うけれど、人生を決める数ヶ月です。自分から動いて、わからない所は私達にいくらでも質問して、希望の進路に進めるように取り組んでください。応援しています!
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