どうしてほしいのだ?

やはり子育ては難しいと思う。子育てというより、子どもに対する接し方、子どもの教育方法、と言った方がいいかもしれない。

例えば、子どもが外で遊んでいると、「遊んでばかりいないで、本の一冊でも読みなさい!」と言う。でも、家の中で本を読んでいると、「宿題が出ているのなら、机で勉強しなさい!」と言う。でも、天気の良い日に机にずっと向かっていると、「こんな天気の良い日は、外で体を動かしなさい!」と言う。

子どもに言わせれば、「どないせぇっちゅうねん!」だろうし、言っている大人も、「一体私は子どもにどうしてほしいのだろう?」と思ってしまう。

とりあえず、子どもがその時に興味を持つことをずっとそのままやり続けさせるのが、一番良いのかもしれない。せっかく興味を持ってやっていることを大人が止めさせることで、結局何も身につかなかったり、何にも興味を持てなくなったりするよりは、何か一つでも身に付けたり興味を持つものができるほうが、よっぽど良いのかもしれない。

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