自分で留学の問い合わせをする中学生

高校留学生の年齢は、日本で言えばおおよそ中学2年生から高校3年生までだ。

だから高校留学のお問い合わせは、ほとんどが親御さんから頂く。

でも中には、本人から問い合わせを頂き、何度かのやりとりの後、申し込み書類も本人が記入したり、必要書類を自分でそろえて提出してきたりする人もいる。

今年の弊社の長期高校留学生の中にも、中学3年生だった昨年、自分で弊社に問い合わせをしてきて、いろんなやりとりをした後、申し込み手続きもほとんど自分でやって、その上、学生ビザの申請も、弊社のビザ申請マニュアルを見ながら自分でやって留学に来た人がいる。

もちろん弊社では、お問い合わせを頂いてからお申し込みを頂くまでの間に、保護者の方に直接弊社に連絡を頂くことをお願いしているし、お申込書類にも必ず保護者が目を通して理解して、そして署名を頂くことになっている。だから、お問い合わせからお申し込みまで、保護者の理解や許可なしに18歳未満の方だけで行うことは実際にはできない。

しかし、お問い合わせからお申し込み、学生ビザ申請まで、留学生本人が「中心となって」やって頂くのはもちろんかまわない。

また、昨年の短期高校留学生の中には、お問い合わせからお申し込みまで自分でやった上、自分でアルバイトをして貯めたお金で留学に来た人もいた。

やはり、留学の問い合わせから申し込み、そしてビザ申請まで自分できちんとやってきた人は特に、留学の目的をよく考えて、時間の使い方に注意しながら、毎日毎日を大切にして留学生活を送っているように見える。それは、留学しようと思い立ってから留学の準備を自分でする間に、留学後の生活についてもよく考えてきているからだと思うし、留学にかかる費用についても、親御さんといろいろと話をして、費用を出してもらうことを親御さんに自分でお願いをして、あるいは自分で費用を捻出して留学に来ているからだとも思う。

全ての中学生高校生が、自分で直接留学の問い合わせから申し込みまでするのは難しいかもしれないけれど、その過程にある程度本人が参加するのはいいことだと思う。そこから留学が始まっているとも言えるし、留学前のその経験が、留学生活が始まってからも活きてくると思う。

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