フレンドリーな人々

毎年2回、高校留学個人相談会を実施するために日本に何週間か滞在している。

5月にも東京と大阪で相談会を実施した。ご参加頂きましたみなさまありがとうございました。

定期的に日本に滞在すると、なんとなく日本の雰囲気や日本の人達が変わってきているように感じる。

今回感じたのは、日本でもフレンドリーな人が増えたのではないかということだ。

ニュージーランドでは、スーパーマーケットのレジや、リテイルショップの店員さん、レストランのスタッフなど、お客さんとしていったときも、みんなフレンドリーに話しかけてくれる。店員とお客さんとしての会話ばかりではなく、天気の話に始まって、最近のニュースや、時には家族の話まで広がることもある。初めて会ったにもかかわらずだ。

日本ではちょっと考えられない。

でも、マニュアルにのっとった接客を目にすることが多い日本で、この5月に日本に滞在したときは、どちらかというとニュージーランドのようなフレンドリーな会話をすることが何度かあった。

とあるクリーニング店にスーツを出しにいったとき、いきなり「今日は蒸し暑いですねぇ~」と店員さんに話しかけられた。初めて会った方だったけれど、私もニュージーランドのノリで、「そうですねぇ。雨が降ってくるという予報だそうですよ。」などと返すと、「5月初めは寒いくらいの日があったのにねぇ」などとその後も会話がはずんだ。

また、あるスーパーの特売コーナーで、何かいいものがないか私が見ていると、隣に立っていたお客さんが、「これがいいねぇ」などと話しかけてきた。そこにいた店員さんも、「この商品はここがいいんです」などと会話に入ってくる。その後3人で3分間くらい商品以外の話も含めて会話をした。

まあ私が大阪を中心に滞在していたからかもしれない。以前にもこのブログで書いたけれど、ニュージーランドと大阪はどこか人々の雰囲気が似ている。特にフレンドリーさにおいては、共通点が多い。

でも、昨年や一昨年に比べても、今年はフレンドリーな人によく出会った。もしかしたら、日本全体でフレンドリーな人が増えているのだろうか。

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