留学生達はどんどん成長する
留学生の急激な変化、成長に驚くことがある。
今日もある高校留学生と一緒に街に行ったのだけれど、会うなり「今日はわざわざ一緒に来ていただいてありがとうございました。」と頭を下げられて驚いた。その留学生は日本でいえばまだ中学生の年齢で、留学して3ヶ月も経っていない。
ほんの2ヵ月半くらい前にニュージーランドで留学を始めたときは、「まだまだ中学生だなあ」と感じるところもあったし、年上の人に対しても日本語で敬語がうまく使えなかったりもした。でも、留学を始めてすぐのときは、本人が「大丈夫です!」と元気そうに言ってもやはり、慣れない環境で戸惑ったり、英語が通じないストレスを感じていたり、特に若い留学生達は、自分では元気だと思っていても疲れていることもあるので、日本語の使い方まで細かいことはこちらからはとりあえず何も言わない。
でも、弊社の年上の留学生達と接したりしながら、人との接し方や日本語での話し方もいろいろと考えて学んだのだろう。急に大人っぽくなって、礼儀正しくなって、敬語もきちんと使えるようになっていて、驚く、といえば失礼だけれど、子どもっぽさがどんどん抜けてきたなあ、と感動した。
その留学生はいつも元気で楽しそうだけれど、やはり他人の家でホームステイをして、ずっと英語で生活をして、しんどい思いもしているのだろうと思う。そんな経験を通して、内面が成長して、それが態度や言葉に出てきているのだと思う。
「ちゃんと敬語が使えるようになったね」と直球の質問を投げてみると、「最初っから使えますよー」という変化球が返ってきたので、手が出ずに見送ってしまった。
この2週間のスクールホリデーでも、いろんな人に会って、いろんな経験をしてほしい。
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