高校生ツアーグループが帰国

約2週間のニュージーランドの研修旅行を終えて、日本からの高校生ツアーグループが先週末に日本に帰国した。

到着したときには不安そうな表情をしていた学生も、帰国の時には満面の笑顔だったし、最初はあまり話をしなかった学生も、研修旅行の後半はいろいろと話しかけてくれるようになった。また、ロトルアを出発する朝は、見送りに来てくれたホストファミリーや受け入れ高校の先生達とハグをして、涙のお別れだった。

私たちも、まだ皆さんが到着する前の準備段階で、新しいプログラムを考えたり、受け入れ高校とのミーティングを繰り返したり、アクティビティやボランティア団体と交渉をしたりしている時に、「今年はどんな学生さんたちがニュージーランドにやってきて、どんなことを経験して、どんなことを学んで帰っていくのだろう」と楽しみにしていた。そして2週間の研修旅行を終えて帰国した後、「2週間いろんなことがあったけれど、私たちも本当に楽しかった」と、毎年感じる。

今年は、SPCAの寄付金集めのためのソーセージシズルを街頭で行ったり、現地の小学校を訪問したりと、新しいプログラムも実施した。ロトルアは観光地なので、現地高校でESOLの授業をした後には、たくさんの既存のアクティビティを楽しむこともできる。でも、授業で英語を学んだ後は、できるだけ現地の人達と接して生きた英語を学んでほしいし、ロトルアにいらしていただいたからには、ロトルアのことをたくさん知ってほしいし、現地の生活にできるだけ深く入り込むような経験をしてほしいと思っている。だからあえて、既存のツアーに乗っかるような、間欠泉めぐりや温泉、マオリツアーなどは入れずに、他ではできないプログラムを作っている。

現地高校の先生やツアーグループの先生からは、「非常によくできたプログラムだ」とお褒めの言葉を頂いたが、参加していただいた学生さん達も、楽しみながらいろんなことを学んで頂けたなら、とてもうれしい。

大阪YMCA 国際専門学校の皆さん。今年もニュージーランドにいらしていただいて、ありがとうございました。皆さんと出会えて、話ができて、私たちもとてもうれしかったですし、楽しかったです。またいつか是非お会いしたいです。日本でも、元気で、それぞれの生活を楽しんでください!

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